曹妃甸大工業区の特徴についてご紹介いたします。
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唐山市の投資環境
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唐山市曹妃甸工業区曹妃甸工業区計画図 画像

           

 中国第十一次五ヵ年計画の国家重点プロジェクトとして、唐山港曹妃甸港区建設と曹妃甸工業区開発が唐山市の沿海地区で進められています。
 曹妃甸は渤海湾の最深部に隣接しています。水深36mほどで過去100年間水深が浅くなっていません。30万トン級タンカーや、25万トン級鉱石運搬船が直接荷揚げできる埠頭がすでに建設され、運営を開始しています。更にLNG輸入基地と、石炭積み出し港の建設が進められ、中国の北方で産出する石炭を、中国南方の消費地に積み出す巨大な港が姿を見せ始めています。
 港と直結して、首都鋼鉄の新しい工場として世界最先端の新鋭製鉄所が建設され、最大最新の高炉が2008年10月18日より稼動を始めます。曹妃甸工業区では、循環経済を実現し、排出物ゼロを目指して、計画が進行しており、中国における環境改善のモデル区になります。

曹妃甸港区と工業区

 李世民皇帝の妃の曹妃が守り神として守っていた曹妃甸は唐山市南部沿海に所在し、4平方キロぐらいの島です。古代らん河の河口に堆積してできた島で、三層の板砂構造になっているので地盤が確りしており、5500年前から安定して現在に至っています。

  
  曹妃甸は「先端は急に深い海となり、後背地に干潮時には陸地が顔をだす浅瀬が広がる」という比類の無い地理的な優位性を持っており、大型深水港建設と臨港工業区の開発に適した自然条件が整っています。島から500m先の水深が一気に25mになり、連接海溝の深さは36mもあり、渤海の最深点になります。曹妃甸の港湾建設利用可能海岸線は70kmにわたり、その中、30m水深海岸線長さは6kmもあります。27m深さの天然水道を経由して東シナ海に出ることが出来ます。これらは深水大港を建設するのに有利な独特の地形となっており、渤海においては航路と港池を掘らずに30万トン級大型埠頭が作れる唯一な場所となります。
  曹妃甸の後背地に広い浅瀬で陸地と繋がり、水深ゼロメートルの面積は150万平方km程あり、臨港産業開発と都市建設に潤沢に土地供給ができます。
  曹妃甸は北京・天津・河北省の都市群に近く、唐山市街区に80km、北京に220km、天津に120km、鉄道幹線が三本も東西に走り、国鉄支線が四本南北に通ります。北京―唐山・唐山―曹妃甸・唐山―天津及び環渤海などの高速道路網が繋がり、北京・天津・唐山間の高速鉄道が既に建設を開始しており、将来は曹妃甸まで延長される予定で人・物の流れには便利です。

中国第十一次五カ年計画の最大国家プロジェクトとして始動
  1992年より、唐山市が曹妃甸の利点に着目して開発の研究と準備を始めていました。2000年6月、中国国家計画委員会の委託を受けて評価した中国国際工程諮詢公司は「唐山港曹妃甸港区鉱石用埠頭プロジェクト建議書」に対して高い評価を下しました。2004年12月22日、国務院において曹妃甸鉱石埠頭及び石油埠頭を含む「渤海湾沿海港建設計画」が承認され、曹妃甸鉱石埠頭及び石油埠頭が計画の重点と指定されました。2005年3月、首都鋼鉄の唐山への移転が国務院に承認され、2005年10月に曹妃甸に首鋼京唐鋼鉄聯合有限公司が設立されました。年産1500万トンの大型鋼鉄会社、1500万トン級の大石油精練工場、世界一の上海港を超える5億トン荷扱い量の大港、460万kW級の中国最大の大火力発電所という四大プロジェクトが曹妃甸第一期開発となり、第十一次五カ年計画の最大国家プロジェクトとしてスタートしました。広東深?・上海浦東に継ぐ中国経済を牽引する新たなパワーとして曹妃甸が位置づけられ、期待され注目を浴びています。

曹妃甸工業区の全体計画
  港湾と産業の特徴に基づき、曹妃甸工業区の位置づけは次の通り決定されています。
  @環渤海地域のエネルギーと原材料の供給基地
  A中国北方にある世界レベルの重化学工業基地
  B国家エネルギー備蓄と調達センター
  C国家重化学工業循環型経済モデル区
  曹妃甸工業区の産業構造は主導産業・基礎産業と総合産業で構成され、港区・鋼鉄工業区・鋼鉄周辺産業区・総合サービス区・石油化学区・倉庫物流区と加工工業区に区分されています。
1、主導産業
 港湾物流業・冶金工業・化学工業・装備製造業を主導産業とする。
 港湾物流業:曹妃甸の深水港を利用した北京・天津・河北・山西・内蒙古などへの輸入鉄鉱石と石油の供給物流センター;北の石炭を南へ運ぶ海運ターミナル;鉄鋼と化学製品の製造と物流センター。
 冶金工業:40万トン級鉄鉱石埠頭を利用し、技術・設備が先進で、製品の技術含有量が高い近代的な大型鋼鉄聯合企業を建設します。中国鋼鉄工業の国際競争参入の基地とし、北部沿海冶金工業の中心と高級鋼材の生産基地とします。
 化学工業:輸入原油備蓄と石炭輸送の優位を利用し、石油化学・石炭化学・塩化学を発展し、北方沿海の重要な化学工業基地とします。
 装備製造業:曹妃甸の深水海岸と高級鋼材基地を利用して、造船業を重点とする臨港加工業を建設します。造船業・港輸送機械・発電設備・鉱山機械など大型重機企業の進出を歓迎します。印刷機械・自動車部品・電力機械などの発展にも力を入れます。将来は中国北方地区の重要な装備産業集中地とします。
2、 基礎産業
 電力・通信・水供給・交通施設を優先的に発展させ、主導産業の発展に優良な外部環境を作ります。
3、 総合産業:
 エネルギーと原材料の港・鉄鋼と化学工業の発展は、冶金・電力・建材など関連重工業の集中効果をもたらします。鉄鋼工業のリサイクル資源の活用により石炭化学・工業用ガス・建材・電力などの発展を促します。

曹妃甸工業区の建設計画
  曹妃甸工業区の開発建設は二期に分けて実施されます。第一期の投資額は約2000億元(約3兆円)になります。
1、 大埠頭:25万トンと40万トン級鉄鉱石埠頭2座ずつ、30万トン級原油埠頭を2座、5-10万トン級石炭積み出し埠頭16座、10万トン級LNG受け入れ埠頭1座、コンテナとバラ積み船用埠頭は20-25万トン級8座と5-10万トン級20座を建設します。
  一期工事として25万トン級鉄鉱石埠頭2座建設し、年間荷扱い能力3000万トン、投資額27億元、2005年11月に使用開始しました。すでに唐山鋼鉄が使用する輸入鉄鉱石はここから陸揚げしています。二期工事として40万トン級埠頭を2座建設し、合計荷扱い量が7000万トンに達します。華北・東北・西北地域の製鉄所の鉄鉱石の輸入もこの港から陸揚げになります。
  30万トン級原油埠頭2座を建設し、年間受け入れ能力3800万トン、投資額15億元。同時に原油備蓄基地と輸送パイプを建設し、1500万トン級原油戦略備蓄基地にする計画です。 30万トン級のオイルタンカーが直接接岸できる原油埠頭は既に完成し、原油備蓄の巨大なタンク群の建設が進められており、間もなく完成します。
  5-10万トン級石炭積み出し埠頭16座を建設し、年間2億トン(石炭の積み出しだけで、天津港の全貨物の積み出し重量に匹敵する)の積み出し量になります。第一期は8座建設し、投資額77億元、2008年末に使用開始予定です。
  10万トン級LNG受け入れ埠頭1座と受け入れステーションとパイプラインを建設し、年間受け入れ能力600万トン、投資額90億元。同時に北京市・唐山市と中国石油の共同投資により北京までパイプラインを敷設し、北京にLNGを供給します。投資額48億元、2008年供給開始の予定です。
  コンテナとバラ積用埠頭は年間荷扱い量50万コンテナ、2006年より建設を開始し、一部は使用開始しております。


2、 大製鉄所:首都鋼鉄の唐山への移転に伴って、首都鋼鉄と唐山鋼鉄が提携し、曹妃甸に首鋼京唐鋼鉄聯合有限公司を設立しました。年間生産能力1500万トン〜2000万トンを目指します。一期工事で970万トン、投資額636億元、2006年3月工事開始、2008年10月18日生産開始。製品は自動車・家電・建築・造船・圧力容器用など現在輸入依存の高級板材を主として生産します。曹妃甸港の鉄鉱石専用埠頭に停泊する25万トン級船から鉄鉱石をコンベアで工場まで搬送され、最終完成品は首都鋼鉄の専用埠頭から出荷されます。

3、 大石油化学工場:1500万トン原油備蓄基地に隣接して、1500万トン級石油精練工場と100万トン級エチレン工場を建設します。投資額は273億元になります。


4、 大電力:石炭とLNGを活用し、海水冷却を利用した460万kW大型火力発電所を建設します。1000MW超超臨界石炭発電機4基で投資額182.2億元、300MWLNGガス発電機2基で投資額25億元になります。香港華潤集団の投資により、工事を開始しています。


5、 インフラ: 唐山市街と曹妃甸を結ぶ高速道路は2008年中に完成し、渤海湾岸に沿った沿海高速道路は既に完成しました。 電力・通信・供水などは既に完成しており、鉄道も開通しました。     

工期:第一期〜第三期

 曹妃甸港区建設と曹妃甸工業区開発には、20年掛けて最終的に第三期まで工事が進められています。
曹妃甸港区と陸地との間に、シンガポールの国土の約半分に相当する3.1億m2の土地の造成、それに加えて中国各地で難しいとされている農地の工業用地への転用問題がなく、新規工業団地造成を計画しています。
 この新しく造成される工業用土地の広さは、広東省の深セン市全市の面積よりも広く、曹妃甸大工業区は将来の中国の発展を牽引する、重要な拠点になることでしょう。

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